排卵誘発注射で卵子が早く消耗してしまうのでしょうか?
妊活中の多くの女性は、「排卵誘発注射を打つと、卵巣の在庫が早く消耗してしまうのではないか」という疑問を持っています。
孕医が以下の内容を整理してお答えします。
📌 女性の卵原細胞は、胎児期からすでに卵巣内に存在しており、生まれつき備わっているものです。
新生児の両側卵巣には、約 600 万個の卵原細胞があります。
📌 若い女性では、各周期の開始時に約 20〜40 個の胞状卵胞 Antral follicle が卵巣に現れます。
脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモン GnRH の刺激は、そのうち 1〜2 個を成熟させ、排卵させるのに十分な量です。
十分な刺激を受けられなかった残りの胞状卵胞は、萎縮していきます。
思春期から閉経まで排卵が続く期間は、およそ 40 年です。
この期間中に、合計で約 2 万個前後の胞状卵胞が排卵周期に呼び出されます。
卵巣内のその他の在庫は、ほとんど使用されることなく萎縮していきます。
📌 治療中に使用する排卵誘発注射、高用量 FSH または LH を含むものは、その周期で本来十分な刺激を受けられなかった胞状卵胞も成長・成熟できるようにすることが目的です。
そのため、より多くの卵子を採取して利用することができます。
これは「資源回収」にあたるものであり、余分な卵子を消耗するわけではありません。
したがって、卵子の在庫量に影響したり、更年期を早めたりすることはありません。
ほかにもご質問がありましたら、孕医 Line@ へお気軽にお問い合わせください。
孕医は皆さまの願いが叶うことを心よりお祈りしています!

